「模試って受けないといけないの?」
「受けた後は、何をしたらいいの?」
そんな不安や疑問を持っていませんか。
私たちと一緒に解決していきましょう!
1.模試を受ける意味
2.模試を活用しよう
復習Point☞ 受験後、答え合わせをする!
★ 『復習ノート』 のつくり方 ★
復習Point☞ 採点された答案と成績表を利用する!
本番の入試を模した形式で行われるのが模試です。慣れた環境・顔ぶれの中で行われる定期テストだけではなく、模試でしか経験できないことがいくつもあります。もちろん、模試と入試本番は同じ心理状態ではないと思いますが、それに近い経験ができる場は、模試の他にはありません。
1.【今の自分の学力を知ることができる】
入試本番までに、「自分が志望校の中でどの程度の位置にいるのか」「合格の可能性はどのくらいなのか」を何もわからないまま受験勉強をしなければならないとしたら、誰もがとても不安になるでしょう。また、成績の伸びを確かめる手段がないと、今続けている勉強法が本当に正しかどうかの判断ができません。
そういったみなさんの不安を解消してくれるのが模試です。
2.【今後の実力アップのカギを知るアイテムに!】
模試の結果を見て、偏差値や合格判定を気にする人が大半だと思います。模試は、確かに、「現時点での立ち位置」を知るツールです。しかし、一番大切なのは、それを未来につなげていくこと。模試の結果から逃げて放っておくか、結果に向き合って分析と復習を行い、今後に活かすかは大きな違いです。
模試の成績表には、教科単位の偏差値だけでなく、出題された分野別のでき具合を分析した結果も載っています。失点の多かった分野を確認し、「できなかったところをできる」ようにすることで、入試までの限られた期間で効率よく学習をすすめ、確実に力をつけることができます。繰り返し模試を受験することで、志望校合格までの作戦を立てましょう。
3.【入試本番の雰囲気や流れを経験できる】
模試は、ただ偏差値を知るために受けるものではありません。入試本番と似た緊張感、試験問題、試験時間などを実際に体験し、経験するために受けるものでもあります。入試の当日にしっかりと結果を出すには、前もって入試問題の形式や試験の雰囲気に慣れておかなければなりません。
「時間内に問題を解くペース配分」「試験独特の雰囲気」「うまくできなかった教科のあとの気持ちの立て直し」など、”問題をただ解くこと”だけではなく、模試の1日すべてが入試本番にむけての練習になります。
朝から夕方まで行われる模試。1日中、頭をフル回転させて問題・解答用紙と向き合うと、もちろん疲れてしまいますよね(*_*;
しかし、模試は「受けっぱなし」にしないことが大切です。一息ついたら、成績表が返却される前にもう一度問題・自分の解答と向き合いましょう。
『模試を受けたら、まず答え合わせをして予想得点を出してみよう』
☞そのために、試験中に可能な範囲で、自分の答えを問題用紙にメモしたり、わからなかった問題やできなかった問題に〇をつけたりしておくことが大切です。受けた直後は、自分がどんな解答をしたのか覚えているので、模試の最後に配られる解答解説を見れば、失敗のポイントや抜けていた知識などをより深く理解できます!
できなかった問題の解き直しをすると、模試を受けることで得られることがより増えます。模試は、復習までが模試。「受けっぱなし」はもったいないです!
★ 模試の復習ノートを作ろう ★
模試の復習ノートを作る目的は、【直前期に効率よく自分の苦手範囲を復習】できるようにすること。入試までの限られた時間で復習するには、すでにできる問題は割愛することも大切です。自分の間違えたところや苦手分野をパッと見て分かるようなノートは、みなさんにとって一番の参考書になります。
復習 Point☞ 採点された答案と成績表を利用する!
信学会の「長野県高校入試学力テスト」の個人成績表は、約2週間ほどで、みなさんのお手元に届きます。まず、合格判定や教科別の偏差値、志望校内順位を見る人が多いと思います。それだけではもったいない!のが、信学会の学力テストの成績表です。個人成績表には、各教科の単元別の正答率ものっています。自分の採点済み答案と照らし合わせてチェックすれば、今の時点で自分ができていることとできていないことが細かくわかります。自分の弱点や強みを確認し、力を入れたい分野をしっかりと把握しよう!
自分の目標に向かって真剣に勉強しているみなさん、模試の結果で喜んだり、悲しんだりすることは当たり前のことです。「自分だけかも…」なんて思わなくても大丈夫。
結果に一喜一憂して終わらせてしまうと、問題・解答用紙に向き合って一生懸命受けた意味がなくなってしまいます。
模試を受けたあとは、気持ちを整理して、これから何をしたほうがいいのかを成績表などをもとにして考えていきましょう。